「バスケットボールを通して、人としても成長できる場所を。」

FiND Basketball

私は秋田を拠点に、子どもたちにバスケットボールを指導するスキルコーチとして活動しています。
ただ、「スキルを教えること」だけが私の仕事ではありません。
私はコーチであると同時に、“教育者”としての役割も大切にしています。(ここの部分は私の思いとして揺るがないものがあるので、またブログにします。)
子どもたちと関わる中で、私が最も嬉しく感じるのは、彼らが人としても成長していく姿を見るときです。

子どもたちの「心の成長」に感動する瞬間
私が車で練習場所に向かい体育館に着くと、すでに何人かの子どもたちが集まっています。
すると私の車のところまで走ってきて、「今日もお願いします!」と元気よく挨拶。
そして、「持っていくものありますか?」と、自ら進んで荷物を運んでくれます。
体育館に入ってからも、コーンやタイマーなどの準備を、誰に言われるでもなく率先して動いてくれます。
「準備や片付けはみんなで協力しよう」と伝えることはありますが、車まで迎えに来てくれとは一度も言ったことはありません。
周囲を見て気を配れる子どもたちがいるということ。
何より、自分の意思で行動できる小学生がいるということ。
私は、そんな子どもたちの姿に心を打たれました。

FiND Basketball

「人間性」が、バスケットの中にあらわれる
気配りができる子は、プレーにもその姿勢が表れます。

  • 仲間がボール運びで困っていたら → 声をかけて助けに行く
  • ディフェンスに止められたら → 自分でスペースを作って得点を決める

普段から「気づいて行動する」習慣がある子は、試合中も自然と体が反応するのです。
頭で考える前に、身体が動く。まさにバスケットボールは習慣のスポーツだと言われているように、日常の積み重ねによるものだと感じています。
私はこれまで「バスケットを通して人間性を育てたい」と思い、指導に関わってきました。

大人は偉くない。大人が偉いわけではない。
大人にだって失敗はあるし、できていないこともある。


もちろん教える立場として伝えるべきことはありますが、子どもたちから学ばせてもらうことも本当に多いです。

私は、こうした素晴らしい子どもたちと一緒に、バスケットボールを通して「人として成長できる空間」を秋田で創っていきたいと思っています。
子どもも大人も、リスペクトし合いみんなで育ち合える場所を。
これからもスクールでの様子や学びを、ブログで発信していきます!

よかったらシェアしてね!