近年では日本でもスキルトレーニングとして部活動やクラブチームに所属しながら、別の場所でスキルを教わる選手も増えてきているのではないでしょうか?
今では当たり前になってきているスキルトレーニング。しかしスキルトレーニングに対してのチームコーチの意見として、賛否両論あります。
「外部から無駄なスキルを教わる必要はない」という考えを持ったコーチが多い現状。
ミニバスや中学校の選手は、なぜバスケットボールをしているのでしょうか?本質として、バスケットボールが好きだから。この一言に尽きるのではないでしょうか?
しかし、コーチに罵声を浴びせられて、バスケットボールが嫌いになるどころか普段の生活でも消極的になってチャレンジすることが怖くなってしまう子どもたちが増えてしまっているのも事実です。
「できない」ことが「できる」ようになる。この楽しさを知らないコーチが圧倒的に多い気がします。子どもたちは特に、できないことや知らなかったことがたった1つのきっかけでできるようになる。そのきっかけによって練習に対するモチベーションが高くなり、またバスケットが好きになる。これがミニバス、中学生がバスケットボールをする意味だと思います。
私はできなかった選手ができるようになった時、選手と同じくらい嬉しいですし、その嬉しさを共有したいと思っています。それをチームで教えることができないコーチが多いからこそ、スキルコーチとしてより多くの人の悩みを解決することが育成年代のスキルコーチの役目だと思います。
もちろんチームコーチをしていれば勝ちたくなるものです。保護者も選手もやる以上は勝ちたいと思います。ですが、子どもたちがバスケットボールをしている意味を理解してあげないと、大人が子どもの可能性を潰すことになります。
育成年代におけるスキルトレーニングとは?
目の前の試合に勝つことが最大の理由ではありません。長い目で見て将来良い選手になるには、育成年代からたくさんのスキルに触れて、使う状況を理解してバスケットIQを高めていく練習が必要です。さらに、チームによって部員が少ない、練習が少ないなど環境によって思うようにバスケットができない方もいるかと思います。
そんな方も気軽にスキルを習える場所が日本にはもっと必要だと思います。育成年代からプロでも使うスキルを習得していくことができれば、さらに日本のバスケットのレベルも上がり、今よりもっと盛り上がること間違いありません。
スキルトレーニングは上手くなることだけが目的ではない
私は子供たちにスキルを教えることはもちろん、人間性も育てていくことを意識して指導にあたっています。挑戦した先には何が待っているかをFiNDでは体感することができます。もちろんスキル面では、1時間前にできなかった苦手な動きを誰でもできるように細分化して練習を組み立てるようにしています。
最後に…
もし近くにバスケットを教えてくれる方やスクールがあれば、是非一度行ってみて下さい。同じように頑張っている選手たちと交流するだけでも刺激になると思いますし、違った世界を見るだけでも楽しいです!
秋田県を拠点に活動しているFiND basketballにもぜひ足を運んでみて下さい!
全国各地への出張クリニックも実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。